飲食店経営者が、
これからの日本で安定した収入を確保するためには
絶対に、複数の収入源を構築する必要があります。
人口の減少と、高齢者割合の増加の問題は
以前からお話ししている通りです。
現在、日本は4人に1人が65歳以上の高齢者です。
経済成長率の推移についても何度もお伝えしてきました。
バブル崩壊以降、この30年間、日本の経済成長率は
ほぼ0%台です。
人口はこれからも減少し、一方で高齢者はどんどん増え続け
今から8年後までに
団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になります。
8年後には、高齢者人口の割合は
日本の全人口の30%に達します。
つまり、
8年後までには確実に
3人に1人が65歳以上の高齢者の国になるのです。
その時には10人に1人が認知症というデータもあります。
これは今から8年後までに起きる
極めてリアリティを持った現実の話です。
セールスレター実践メンバーは、もうお気づきだと思いますが
たとえ、どんなにマーケティングを駆使しても
上げられる数字には限界があります。
しかも、売上が増えれば忙しくなり自分の時間は
なくなります。
お店のスタッフも増やさなければなりません。
しかし、アルバイトの最低賃金は上がる一方です。
いい人が見つかったとしても、その人が
ずっと働いてくれるわけではありません。
誤解しないでほしいのですが、
私は、否定しているわけでも、脅しているわけでも
ありません。
ただ、ただ、”備えて”欲しくて
この話をしています。
中には、
ビットコインなどの仮想通貨やFXを始めている人も
いるかもしれません。
しかし、
FXをやっている人はわかると思うのですが、
コンスタントに利益を出し続けるのは
かなり難しいです。
理由は大きく2つあります。
1)
ある程度の額の元金でやらないと
十分な利益が出しにくい。
金額が大きくなれば、当然
その分リスクも大きくなります。
2)
国際情勢などの外的要因に左右されるため
自分でコントロールできる範囲が少ない。
トランプショックのように予想外の
値動きをするリスクもあります。
もちろん、中には
「ちゃんとしたノウハウでやれば
リスクもコントロールできるんだ」
という人もいると思います。
それはそれでいいと思います。
私もFXはやっているので、
否定するつもりはありません。
しかし、
収入源の1つとは考えていますが、
収入の柱としては考えていません。
ビジネスと違って
コントロールできる範囲が少ないからです。
天気をコントロールできないのと同じで
国際情勢や為替をコントロールすることはできません。
そして、何より
FXは所詮、マネーゲームです。
何も生み出していません。
「勝者」と「敗者」がいるだけです。
誰かが儲かっている裏では、誰かが
お金を失っているのです。
私の父の話を知っている人もいると思います。
私の父はバブルの頃に、株式投資も不動産投資も
していました。
しばらくは、うまくいっていました。
今思うと、バブルの頃は誰もが右肩上がりで
それが永遠に続くと思っていたのです。
しかし、うまくいっていたことで
それが自分の能力だと勘違いしてしまったんでしょうね。
株や不動産の他に
ワラントという金融商品に手を出しました。
そして、ちょうどそのタイミングで
バブルが崩壊しました。
ワラントはただの紙切れになってしまいました。
後には数千万円単位の莫大な借金だけが残りました。
「貧すれば鈍する」ということわざがあります。
「お金がなくなると、賢い人でも愚かな判断をするようになる」
という意味です。
そして父は、その後、
最終的には、高齢者を狙う詐欺に引っかかり
そこでまた1000万円の借金を作ってしまったのです。
家族はバラバラになりました。
私は父にもう10年ほど会っていません。
兄にも10年以上会っていません。
実は昨日は、その兄の娘、
私の姪っ子の誕生日だったのですが
大好きだった姪っ子にも10年以上会っていません。
これ、すべて本当の話です。
ですから、私は
マネーゲームの恐ろしさや
マネーゲームの敗者と、その家族が
どんな悲惨なことになるのかを知っています。
一方、ビジネスは、
勝者と敗者しか存在しない
マネーゲームとは違います。
ビジネスは、
誰かを喜ばせることができます。
誰かを幸せにすることができます。
あなたが提供する商品やサービスで
誰かが喜び、
その喜びの対価としてお金をいただく。
正しいビジネスには、敗者は存在しないのです。
お客さんもハッピーで、あなたもハッピーなのです。
ですから、
複数の収入源を構築する時に
強く、強くビジネスをお勧めします。
もちろん、
1)固定費がかからない
2)小資本で始められる
3)粗利80%以上
4)労働集約型ではないビジネス
5)人を使わなくてできる
6)仕入れ無し、在庫無し
などなどの条件に当てはまるもの
という条件はあります。
重要なことなので繰り返しますが
これからの日本で安定した収入を確保するためには
絶対に、複数の収入源を構築する必要があります。
茹でガエルになってしまう前に
今から、備えてください。
もちろん、新しくビジネスを始めれば
乗り越えなければならない壁は出てきます。
しかし、壁の前であきらめないでほしいのです。
そして、何としてでも壁を突破するんだ
という気概を持ってください。
私がお勧めしているビジネスの起業法は
1)小資本(10万円以下)で始められる。
2)固定費がかからない。
3)非労働集約型なので売上が増えても忙しくならない。
4)固定費がかからないので売上が0でも赤字にならない。
5)労働力に頼らないので売上だげを増やせる。
6)場所に縛られない。
7)時間に縛られない。
などなど、
リスクを極限まで減らしつつも
しっかりとした収入の柱となる額の収入が得られる
ビジネス構築法です。
もちろん、何事も努力無しには成しえませんので
ある程度の努力や根性は必要です。
ただ、リスクが本当に少ない割に
収入の柱になり得るビジネス構築法です。
山岸二郎